ガス料金がどうやって決まるか知っていますか?

2つの料金構成

ガス料金は、基本料金に加えて、ガスの使用量に応じた従量料金の2つの料金構成となっています。
このような料金構成は、携帯電話やスマートフォンの電話料金と同じです。
基本料金と使用量に応じた料金となりますので、その月の使用量が多いほど、請求額も高くなります。

・基本料金
ガスを使用しても使用しなくても請求される金額であり、ガス契約1つに付きいくらと決まっています。
その金額はガス管やガスメーターの維持費などによって決められます。

・従量料金
毎月のガス使用量に応じて決められる金額であり、使用量に従量単価をかけて算出します。
たとえば東京ガスの東京地域だと以下のようになっいてます。

1カ月のガス使用量 : 従量料金単価
0~20まで : 142.66円
20~80まで : 128.08円
80~200まで : 125.92円
200~500まで : 122.68円
500~800まで : 114.04円
800以上 : 106.48円

たとえば1ヶ月の使用量が10立方メートルだと、10×142.66円から1,424.6円となります。
これに基本料金をプラスすると、その月の請求額になります。
従量単価は使用量が多いほど、単価は下がっており、使用量が多いほどお得と言えます。
ただ従量単価は毎月変動し、これは都市ガスの原料となる天然ガスの購入価格によって毎月調整が行なわれ、購入単価が安ければ従量単価も安くなり、逆であれば高くなります。

ガス料金は使用量に応じて変化しますので、ガスメーターを見るとどれぐらい使用したかがわかります。
それは先月のガスメーターの終わりから、現在のメーターの値を引くと何立方メートル使用したかがわかります。

自由化とスマートメーター

ガスメーターは多くの家庭でアナログメーターの、アナログ式を使用していますが、順次これはスマートメーターに変更される予定です。
スマートメーターとは、通信ネット回線により、家庭とガス会社を結び、リアルタイムでガス使用量をわかるようにするシステムです。
これによってガス会社は検針に行かなくても、会社から使用量を調べることが出来、また家庭でもリアルタイムで使用量を見ることが出来ます。

そしてもう1つガスの自由化が始まり、自由に消費者はガス会社を選ぶことが出来るようになります。
他業種からもガス小売業に参入し、電力自由化から1年後にガス自由化も始まります。
各種業者が参入してきますので、ガスの競争販売が始まり、自由料金制になり、各社が自由にガス料金を決定できるようになります。

これによって消費者は、よりガス料金の安い会社を選んで使うことが出来るようになるのです。
また電力販売を行なっているような会社では、ガスと電気のセット販売なども行なう予定であり、セット割引など、多彩な料金メニューも登場してきます。